2017年08月22日
WBCが終わりましたが、想像を絶する盛り上がりに興奮した方も多いのではないでしょうか。普段はナショナリズムを感じていなくても、やはり日本代表や日の丸を見ると応援してしまいます。日本の野球のレベルは高いですし、代表チームの実力は世界でもトップクラスです。
三年後の東京オリンピックに向けて強化も進むでしょうし、ますます注目の存在になりそうです。そんな野球人気を支えているのが、少年チームの多さではないでしょうか。一時期はサッカーに押されていましたが、現在は盛り返しているようです。
技術の向上はもちろんですが、礼儀や上下関係を学べるのがメリットではないでしょうか。中学や高校に入っても続けることが出来ますし、60歳以上を対象にした大規模な大会も開催されています。生涯スポーツとしての役割も果たしていて、皆で楽しめる競技の代表格ではないでしょうか。子どもの頃にお父さんとキャッチボールをした経験のある方は多いでしょうし、親子間のコミュ二ケーションを図る術としてはベストではないでしょうか。グローブやバットを買ってもらうと、枕元に置いて眠ったこともあるのではないでしょうか。ここで大切になるのが、故障をしない身体作りではないでしょうか。特に投手ですが、肩や肘を壊してしまうと長期間のリハビリが必要になります。全国大会などに出場すると無理をしてしまいますし、指導者が常に気にかけてあげることではないでしょうか。故障で断念するようなことがあれば、プレイヤーにとっても悔いが残るはずです。70歳になっても続けることが出来れば、こんなに幸せなことはありません。日本の高校野球のレベルは、世界でもトップクラスです。甲子園大会の熱狂は感動的ですし、地元の高校が活躍すると地域の活性化に大きな効果があると言われています。一心不乱に白球を追う球児の姿は、大人たちの心にも強く訴えるものがあります。スター選手がプロに入ることで、ますます人気が高まって行くのではないでしょうか。高校生にとって甲子園は憧れの聖地ですし、一度は出場したいと願っているのではないでしょうか。夢を叶えられるのは一握りの先週末たちですが、大切なことはそこに至るまでの過程ではないでしょうか。勝敗は二の次で、努力を続けることに意味があるのではないでしょうか。とりわけ夏の大会は、一度負けてしまえば引退ということになります。チームメイトと戦うことの出来る最後の大会ですし、熱の入り方も違ってくるのではないでしょうか。